しこっ・・・、スーパー・・・ しこしこっ・・・(怒)

キミの自慰見せてもらった
いい自慰だ
師匠にそういわれた


スープ飲んだらエスエムクラブへいってその後予備校の面談に行く、全統記述模試の結果はきっとすごくわるかったと思う、金子さんと最近よく会う、いつのまにか自転車盗まれた、エスエムクラブで女王様に「互いに背負った傷をいつしかちょっとはにかんで交換し合えたならいいな」って言ってみるつもり、童貞のまま刑務所に入れられてオッサンになった囚人が書いた絵の女性は、おっぱいがあり、股間にはチンコがついている、新潟の仮説トイレでは小学生のウンコと大学生のウンコが交じり合ってる? きっと指は五本に分かれないしっていうか、僕ら球体のままで床に一杯「の」の字を書いている、あの床の「の」の字、何か変だね、何だか人の目の形に見えるね



屋上の手すり乗り越えて立っていたら高いところの景色ってすげえんだな死ぬ恐怖で骨なんか飛んでいったよ、ビューンて、向こうのほうに
ビューンて



ビューンて
「怖い」 「大丈夫」 「怖い」 「大丈夫」 「怖い」 「大丈夫」・・・・・・しこしこっ・・・



あ!そういえばこないだ新宿の牛角で焼き肉くったら、精算のときに空打ちされた、マジで!
幻のかしらとか食ってないつーの!最低!気づいてよかったよ!


「おまえらは人との接触が極端に少ないから単に無害なだけ
人と関わりを多く持てば、様々な利害や義理やエゴが錯綜して
そうそうアニメや漫画に出てくるような能天気な優しさなんて発揮できない
女に対してだってな

それでも一般人は、人生経験を重ねて真の優しさや強さを身につけていく
しかしおまえらのような成長しない幼稚なくそどもは、いつまでも子供
自分の殻に閉じこもって、独りよがりの優しさ妄想を抱き続けるだけ」
と予備校の講師が授業中に叫んで、教室を飛び出していった
それ以来この講師を見かけなくなった、これが彼の最後の授業だった





                       ビューンて

はてなダイアリーは詩にはむいてない、別にどうでもいいけど

世界が消える

思春期は何か大きな事件がないと終わらないんだよ
良い事でも悪い事でも
終わらない思春期はその存在自体が広がって
誰の事も強迫しない
それは違法だ
それははじめっから嫌われる事の約束だ



ちぎられたぼろぼろの約束
僕が無言で玄関を開けると
すぐに
テレビの中で女優が
「あらおかえりはやかったのね」と言った



帰ってきたのが僕だとわかると
テレビの中で女優は男優に殴られた



深夜に他人の家の庭でタバコを吸っている
ような気味の悪い人間は確実に存在する
ただその男が玄関のドアをノックしないだけだ
なまじっか義務教育を受けてしまい
そこが自分の家ではないと教わってしまっているから
都市の怪物 工員
肉体労働者に近づくと噛まれるぞ



おばあちゃんが死んだ 
電球がついた
僕の口の中に突っ込まれた
コナゴナに割れた
それは誰にも気づかれないけれど視線の中に限りなく薄まる



そして寒さの種類が手をむすび混じりあうと
すべてはまたよりいっそうしゃがみこんで
僕らの体から重さがはがれ落ちる肥満児もめくらも



つまり僕らの平等性がはがれるのだ
君が運びたかったもの
それは小さな白い家だったかい?



運が悪かったね



神のいない時代に神が見えるというチョコレートを食べて
僕は神の正体がわかった
箱や水が見えたがそれは目と同時に見えるものがある
神とは日々のいやな気分だ
それは箱の中にも水の中にも入っている
分裂症拒食症虚言癖強迫神経症
みんな 神だ



「大きな時代の流れを理解してはいけない、深くまで沈んではいけない 
 社会が、世界が、僕らの体からはえている」
それは僕が部屋の中で見た幻覚だった
今僕が部屋の外で見ている幻覚は 社会や 世界のかわりに そのかわりに
とてもやさしい人やすごくかわいらしい人が道端に置かれている



いつか僕は耐え切れなくなって
とてもやさしい人の耳元で「世界」とつぶやいてみるだろう
その人はきっと驚いたような目で僕をみて
その人はきっとその言葉を知らない
きっと僕がなにをいってるのかわからない
そんなものはどこにもない
そんなものをみる目はどこにもない
社会や世界は部屋の中で見た幻覚だったんだ



何をやっても笑ってしまう
僕のしていることを確か読んだことがあったから
僕らは嫌な気分とすぐむすびついてしまう
思い出をもっただけだ

夏祭り

街は僕のまわりに溜まり 夏を抑圧する  人間一人が限りなく広がって この街に混じり込み 空を覆うのを感じる  僕たちの悩みはいつでも空高い星のようだ もし僕たちが汚れているなら この街も夏も空もすべて汚れていて それでも僕には君がその中で一番綺麗に見えるだろう 僕たちは本当に欲しいものを探し続け  おっぱいを揉みしだき続ける 僕たちは次から次へとエッチな文を書き 勇敢にトライする
   
トマトに油をかけ 鳥と豆をたべ サイダーを飲む あいつらはフォーク片手に 叫ぶ  「余計な事なんか考えるな」  僕は 「アタシの夏を返して!!」 夏祭りよ 突破してくれ  日常性という名の壁の向こうへ 夏祭りよ 燃やしてくれ 寺院と言う名の帰り道を  夏祭りよ この空を覆う人間のその体を 突き破ってくれないか

ボーイズドントクライ

シン、おまえは頭が良くてさ、高2のとき付き合ってた女の子を妊娠させてしまった、シン、立川の駅で僕たちは終電をなくしていて、シン、おまえの着ているフランスのブランドのティーシャツがくしゃくしゃで、1万円払ったのにたたなかったとかしらねぇよ、シン、おまえは頭が良くてさ、お洒落で、僕なんかよりもずっともてるのに、立川の自衛隊基地の脇のフェンスを、パクったチャリで走りながら、あまりにも長すぎる道に、話すことがなくなり、シン、君が叫んでる歌が最初はなんだかわからなかった、
シン、僕はもう3年以上もドラムをたたいてなくて、中学のころのクソダサい僕らが本当にボーイズみたいな演奏をして歌っていた歌、シン、僕は詩を書くときは一人で書く、君は1万円を払って腰を振る、僕と君が2人でできる事はもう、あのころ好きだった歌を歌う、それだけになっちゃったんだよ、この歌だって僕たちはもうほとんど忘れていて声が重なるのはボーイズドントクライっていうフレーズだけでさ、それ以外の歌詞がどんなに暗い内容だって関係ないんだよ、ボーイズドントクライってそれは、もうすでに泣き出してしまった少年たちに言ってるのか、それとも顔をゆがめて泣くのをこらえている少年に言ったのか、わからないから、もうボーイズじゃない僕たちは、まだ泣いたっていいのか、どうか
どうか
どうか
どうか、教えてくれ、僕たちは本当に、好きな女の子とセックスすることしかできないのか、セックスしかできないのか、あのころなにが起きたのか、フェンスの脇で僕たちは何をしているのか、シン、おまえは頭が良くてさ、泣いてる奴なんか死ねばいいんだ、そんな奴の気持ちなんか考える必要はないんだよ、シン、もしも今僕が君の前で泣いたら、2度と戻ってこなくていい、頭痛は消えてしまう、夢を2度とあきらめなくなってしまう、自信と希望がゆっくりと僕の眼の中に入り込む、2度と涙が流れない、僕たちはもうボーイズじゃないんだよ、

ボーイズドントクライ

ケンジ、この部屋で普通に暮らしていたら
きっと僕たち甲子園にいけたね
球場のサイレンが雨の中で鳴り響いてる
あのときだれも僕たちを呼ぶものはいなかった
ケンジ、君が帰ってくる時僕の歯はボロボロになっていて
そして君はいつだって練習を欠かさなかった
ケンジ、君はディマジオみたいになりたいって言ってたけど
あいつらそんな事あまり興味ないみたいだよ
それでいいんだろう、なぁ、



僕たちの言葉はとても普通のささいな物事を美しく飾ることができないだろう
ツルゲーネフの初恋やシェイクスピアロミオとジュリエットのようには
僕や君はただ飛んでくる打球をよくみてうまくキャッチしてそして素早く正確に送球するだけ
ケンジ、君がボールをひとつずつていねいに打ち返すのは
それはもうこの世界の小さな決まりのひとつさ
君は真剣な顔でこの世界のきまりをまもる
世界中ほとんどの場所でほとんどの人がまもっているこの世界のきまりを
そうして僕は君を見て自分が破ってしまったものをなんとかつくりなおそうとしてみたりするんだ
恥ずかしいから小さな声で言うよ
きっと僕は、自分のことを詩人かなんかだと思っている
神田の古本屋街で一番かっこいい詩集を選んで、そのあとシンナーかなんか吸ってさ
なぁ、ケンジ、君のママがやってた喫茶店で食ったサンドイッチはうまかったよな
ケンジ、そしてさ、僕は名人級のレフト選手の脚の動きみたいな詩がかけるかな
あぁ、君がもしも、真夜中の3時に僕の家をたずねてくればいいんだ
ほんの少しの街灯の光をキラキラとグリースで反射させるような使い込んだグローブをもって
明け方まで赤色ライトの下でかるくキャッチボールをしながら
あいつがサヨナラを打ったらあの子に告白しようと思えるバッターはいまいるだろうか、なんて話をして
君はディマジオとモンローの事ばかりで
ケンジ、ディマジオは1941年に56試合連続安打を達成したんだろ?
ホームラン王にだって2回なっている
いまでも君の耳にはディマジオがものすごい力でボールを打ち返す音が聞こえているって
そう僕が思える根拠がある
なぁ、ケンジ、君の知っているディマジオはきっと涙が出るくらいとびきりかっこいいんだろうな
かっこいいジョーディマジオ たとえば、かっこわるいブコウスキー
詩の世界には甲子園みたいなものがないんだ
信じられないだろう?
球場をたがやしてラディッシュを栽培しようぜ、なんて
球場の片隅で頭を踏み潰され死んでいるモグラ
試合するためにグラウンドに行ってみたら
1塁にも2塁にも3塁にもホームベースにもベンチにも小さな観客席にも
ズラリと花束が置かれていて、自殺してないのは僕だけだったらしくてビックリ、なんて
そんな糞みたいな話をはじめてしまいそうになる
ケンジ、君は一生詩を書きたくなかったんだろう
君は長い間野球ばかりやっていたからしっかり筋の通った詩がかけない
あぁ、僕だって同じだ
僕はたぶんシンナーのせいだ
そういう詩はいったいなんのためにあるかわかるかい?
どんなに僕たちが拒まれ虐げられたとしても
でもだれも世界中全てのバッドを折ることはできない
だからきっと、ディマジオがホームラン打つためにあるのさ



ケンジ、行こうぜ
太陽が昇りはじめたら二人でコーラを飲もうぜ
僕はバカだからどんなボール球でも振ってしまう 笑ったりしてくれ
だって君が野球をやめるなんてこと信じられない
ジョーディマジオ、あんたの事が大好きだから野球を続けている奴がここにいるぞ
ディマジオ、聞こえるか、ここにいるぞ、ここにいる
大人になってもまた会えるよ
子供のままでも僕たちまた会える
小さなウソを繰り返して僕らまったく別々になって変わり果ててしまえば、そうすれば
きっと僕たちまた会える
なぁ、ケンジ、僕はあの子をプラネタリウムへ誘うよ
じゃあな、ケンジ、さよなら

ボーイズドントクライ

現実逃避の妄想すら現実をみつめようとする作用が内包されている事、昨日の2時間目に習った
化粧を直しに、トイレにいく
僕の太ももの内側に油性ペンで一生懸命アヒルの絵を書いてくれた女の子へ捧げる詩をいつか書こうと思ってるんだ、ケンジ
夢の中で記憶喪失になったことある?美波ちゃん、ポニーテールをグルグルまわして空を飛ぶ女の子について、もっともっと悲しくなりたいのなら、僕は面白い悲しがり方なら結構いろいろ知ってるから、全部あげてもいい、シン、大好きな歌を次から次へと聴いて、おばあちゃんとケンジと美波ちゃんとシンのいなくなった部屋で、僕はそういう全部、切なくなるようなことをできる限り身の回りに集めている、
何もかもがうまくいく物語と悪い方向へいく物語とそんなのどっちでもいいんだけど、君と同じ名前のAV女優がいた、おばあちゃんもケンジも美波ちゃんもシンもみんな同時に同じAVに出演して、テレビ画面の中で微笑んでいる、美波ちゃん、君はやさしい音楽の中で、ゆっくりと僕を振り返って、目を細めて、口角を少しだけあげて、髪がゆっくりと額にかかって、涙が落ちる一瞬前にそれは、静止画になって止まった
頭痛は消えてしまう、夢を2度とあきらめなくなってしまう、自信と希望がゆっくりと僕の眼の中に入り込む、僕の想像力の負けだ
僕が君にいえなかったことのたくさんが、君と同じ名前の君と全然似ていない、こんな、こんな、AV女優を僕に見せているのだとしたら、僕の想像力は負けたんだ、負けたんだよ
ケンジ、君が今どこにいるのか本当にわからないよ、僕が今何を知ろうとしているのかも全然わからない、夢を2度とあきらめなくなってしまう、自信と希望がゆっくりと僕の眼の中に入り込む、ボーイズドントクライ