夏祭り

街は僕のまわりに溜まり 夏を抑圧する  人間一人が限りなく広がって この街に混じり込み 空を覆うのを感じる  僕たちの悩みはいつでも空高い星のようだ もし僕たちが汚れているなら この街も夏も空もすべて汚れていて それでも僕には君がその中で一番綺麗に見えるだろう 僕たちは本当に欲しいものを探し続け  おっぱいを揉みしだき続ける 僕たちは次から次へとエッチな文を書き 勇敢にトライする
   
トマトに油をかけ 鳥と豆をたべ サイダーを飲む あいつらはフォーク片手に 叫ぶ  「余計な事なんか考えるな」  僕は 「アタシの夏を返して!!」 夏祭りよ 突破してくれ  日常性という名の壁の向こうへ 夏祭りよ 燃やしてくれ 寺院と言う名の帰り道を  夏祭りよ この空を覆う人間のその体を 突き破ってくれないか