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あの子が夜中に僕と服を着たままベッドで抱き合っている時
「あたしは汚れてる…」って呟いたから、僕は強い調子で
「そんなこと言ったら、みんな汚れてる!この街も空も外を歩いてるやつらだって!僕はその中で君が一番キレイに見える!」
って、叫んだ
君は夜中に僕と服を着たままベッドで抱き合っている時
「いつかこの想いも冷めるじゃない…」って呟いたから、僕は強い調子で
「そうかもしれない、いつかこの想いも冷めるかもね、でも俺は、だからこそ君のことを死ぬまで愛し続けるって言うよ!これから起こる事を 今の僕たちが考えるのは、それがなんであっても怖いものだよ、そういうことについて今の僕たち二人が立ち向かっていく事が、愛っていうんじゃな いのかい?」って叫んだら、あの子は僕の胸の中で静かに泣いた