ボウリングチップス

女の子はみんな前向きですごいんだよな、いろんな人が、そんなに暗く考えちゃダメだよとか行ってくる、かわいい人もかわいくない人もだ、手首切ったりしてる人は僕の回りにいないからわからないけど、そういうカスだってみんなよろしくやってるぽいだろ、女の子はなぜそんなに自然に前向きなんだろうか、いつでも根底を流れている自信があるような気がする、それともただ単に彼女たちはウンコなのか、僕の友達の早稲田に通ってる奴は、雑誌に乗ったりするイケメンのくせにものすごく暗くって多分僕なんかより暗くってイケメンのくせに、どういう事なんだろう?マンコとチンコが違うだけなんじゃないのか?
僕は夏の中央線の中であの子の顔が一番よく見える角度を探してた、ずっと目をあけていて目をつぶって考えた事を話せずにいた、中卒と女子大生のカップルはあんまりいないだろう、僕はガリガリクンを食べながら君と別れて、家に帰りたくなかった、これも何かにつながってしまうのかなぁ、雨が少しふっていて薄暗く雲立ち込めていていい天気だ、君の誕生日がやってきて秋がもうすぐやってくる、空高い星のような君の悩み事を思い出しながら公園の池のふちを歩いていく、誕生日がきてもこなくても僕たちにはわからないことがあるけれど、僕はどれもこれもかわいいと思うすてきだと、嬉しいもの悲しいものなんてここにあって、ちぎってばら撒いてアヒルに食わせよう

このひとつは僕が確実にいえることだけど、たぶん、君もだ、なにも見なくてもなにも言わなくてもなにかを感じてしまうんだよ、座っているだけで、嬉しいとか悲しいなんてそういう言葉、いや、言葉全部、ひとつひとつほかの誰かのものだ、ちゃんと、ちゃんと思い出してみれば僕たちはそんな気持ちになったことなんてない、いつまでたっても思い出せるものを僕と君は触りながらつくっていた
目を閉じれば悩み事なんてどこかへいってしまう、君がそう言って僕は昔それを信じていた、僕ともう一人の僕とそれから君が確実に間違いなくここにいた、君の髪が雨にぬれていた、もう一人の君も確実にここにいるんだろう、その人は一体いつ君に季節が変わったと告げる?それともそれは僕が言えばいいのか
この顔とこの服ならまぁ付き合ってもいいかな、なんていう女の子はヤダ、僕怖い、でもブサイクな人たちもヤダ、君のことが好きなんだった、君の事はもう忘れてしまったけど、いつこの気持ちを忘れる事ができるのかわかんないよ、うんこが漏れそうなんだ、そこに受話器があるのにランダムな11つの数字が思い浮かばないんだよ