パクヨンハ・イン・ダブ

僕は本気だ、自習室の机の上に「アイドントライクユー」と「セックスしタイヨー佐藤さーん」という2つの落書きがあって、どっちがセンスいいかって考えていたんだけど、たぶんどっちもどっちだ、僕が屁をこいたら後ろの席の女が咳払いをする、みんあはどっちが死ねばいいと思う?おしえてっ☆
僕は本気だこの砂漠で友達を作ろうと思う、そういう事だ、目の前にバンダナを巻いてる人とバンダナを巻いていない奴がいたら僕は絶対にバンダナを巻いている奴のバンダナに話し掛ける、この教室の中で一番臭い奴と友達になりたい、それは、僕だった、この日記を見ている人は予備校にバンダナをまいて行ってみるのもいいと思う、悪いようにはしない
予備校の教室にペットのハムスターを放した、経済の授業中に講師がそれを意図的に踏み潰した、僕には確信がある、絶対に一番前の席の奴はハムスターの断末魔を聞いた、
彼は立ち上がる、唐突に、そしてゆっくりと、しかししっかりとした声で話し始める
「僕は正直になろうと思う」
目には涙をため、大きな手振りで
「不安よ、もう少しだけ、とどまってくれ、僕は君から逃れるためにこんな日記を書いているのだから」

さすがの僕ちゃんも狂ってしまった人とは友達になりたくないので、パス――――――――――――――――――――――――――――――しかし、こんな日記かいてるようじゃ、ネガティブな語彙ばかり集めちゃった(爆)
あの子は太陽みたいだった、もう遠く離れちゃったよ、めをとじればなやみごとなんかぜんぶきえてしまうって、それをしんじることがこないだまでできてたのになんかもうしわけなくなってきた
俺本当は病院とか通ってるから・・・ 引き篭もりだしさ・・・
ごめんな・・・ マジでごめん・・・ 許してくれよ・・・
はぁ・・・ またやっちゃったのかな・・・ もうだめだよな・・・
どうしよう・・・ 迷惑かけてすいませんでした・・・ ほんとうに・・・
でもいつかは裸になり甘い体温に触れて優しさを見せ付けあう

ごめんごめんごめんごめん、まじで、ごめん
また最初からだ
なんだこの日記は
あの子なんていない僕が作った頭の中のあの子にいってる
この日記は
そういうことにしよう
何度も何度もであったいやなゆめたちに またいちからあいさつしなきゃなんない
あぁ僕の苦い恋よ
さよなら