怖い、ということ

5日目でやっと予備校に着いた、でもここはほんとに予備校なのか、そもそも予備校ってなんなのか

どこかで僕を監視しているおまえらへ
あの子と、同じ髪型の女の子を町に流すのは止めろ、あの子と、同じ名前の女の子を僕のクラスに入れるのはやめろ、出席をとるたびに朝飯を戻しそうになる、助けて、助けてください、もうどんな女を見ても、あ、あの子をちょっとブサイクにした感じね?としか思えない、君の好きなアイドルは誰だい?優香?あぁ、あの子をものすごくブサイクにした感じの人かぁ、君好きなんだ?あれ?あの子って誰だ?ここが、本当に予備校ならあの子は僕が覚えている頭の中のあの子だろう、あれ?僕はあの子の笑顔なんて見た事があったか?あった、僕は正直になろうと思う、思い出した、
最初は僕たち笑っていたんだった、最初と最後しか覚えていない、いや、僕は正直になろうと思う、大好きだ、今後ろでこそこそ話してる奴やめろテレパシーがうまく届かない、今夜おまえんちいくからな、最初、と、最後、あああ、そうだった、最後はあの子は、あ、だめだ、思い出したくない、僕は正直になろうと思う、最後あの子は泣いていたんだ、僕の事を怖がって、僕の事を怖がって?それで泣いていたんだっけ?やめてくれ、僕の事は僕のほうが怖いよ、この日記を読んでるあんたらにも均等に同じ恐怖を味わわせてやるよ、楽しかったころの歌を今聞いてる、これは・・・言ってもいいのかな・・・わかんないけど「冷静と情熱の間、ブルー」誰か、誰か、一人でもいいからこの本を読んでください、何かを忘れるなんて僕には無理だ、さっきから、ずっと、ここが予備校なのか、考えている、人に聞いてみようか?そうだ、きっと、怖いって言うのはコミュニケーションの手段を決定的に間違える事だ、僕は一時期「ごめんなさい」としか喋れなかったことがある、僕はピュアだったそしてピュアはカスだった、今は二つの単語を扱える、「ごめんなさい」と「死ね」だ
明日の予定、
今まで少しでも僕と話した事のある人の家に一軒一軒いって「僕キモくってごめんね」って謝ってくる