僕とユウコちゃんの日記

ユウコちゃん、君は刺されても誰にも電話しなかった
刺されてもどこにも行かなかった

僕がユウコちゃんを殴ったらユウコちゃんは「うるせーよ」と言った 君の肩に止まっていた虫 君の茶色く長い髪 画面の前のあなたの前世が僕だ
僕の机の中に給食の残飯が詰め込まれていた日 ユウコちゃんは教師の前で堂々と「私、学校キライです」といった その一週間後 教師の息子が
エミナちゃんの顔面にシンナーをかけて火をつけた ユウコちゃんの大きな事件は僕の平日に起きる 僕はマクドナルドでアルバイトをしていて 点滅する携帯に気付かない


ユウコ!ユウコちゃん!君は刺されても誰にも電話しなかった
刺されてもどこにも行かなかった


もしもその携帯をとっていたなら ユウコちゃんは僕に「産んでゴメンね」と謝ったんだろう 僕は ユウコちゃんの体は僕が修復する 僕はティッシュで誰かを殺す!!!!!!!!!!過去の隠喩ではなく現在の隠喩の機能を止める!!!!!!!!!!!!!!!!!!あなたはこんな日記を読んでいるみたいに思っているのかもしれないけど、本当は真っ暗な画面の前でニヤニヤしているだけなんだよ!!!!!!!!!!この文は全部あなたの妄想だ!!!!!!!!!!!