もみもみタイム

人間はなぜ不安になるか、を考える場合、有効なのはどうやって不安状態から脱しているかを分子レベルで解明する事だ。脳にはさまざまな神経伝達物質の受容体があり、その一つにベンゾジアゼピン受容体と、便宜上呼ばれている受容体がある、分布部位は主に情動、感情を制御する大脳辺緑系に集中している、視床赤核、中脳水道周囲炭白質、中脳被蓋、脚間核、海馬、乳頭体、視床下部扁桃体、脳下垂体、視索前上核、嗅球、中隔野、脳弓、悩梁、分界条、などで、これらの受容体にたとえばカルボリン類という薬物を結合させると健常者でも強い不安を引き起こす、つまり、ベンゾジアゼピンベンゾジアゼピン受容体の変調を促すことによって不安を緩和していると考えられる、ベンゾジアゼピン受容体が何か他の物質と結合した時、人間は不安になると考えられる。ただしカルボリン類は人口の薬物であり、不安を促進させる伝達物質はわかっていない。