スチュワーデス5

僕の口の中には4種類のフルーツの種が入っている、ピーチとオレンジとメロンとグレープだ、僕ともう一人の僕が偶然同じ時刻に詩を書いていてその2つの詩が一言一句おんなじじゃないとそれは詩じゃない、君はメガネを勢いよく折り、近隣住民が詩人の家の前に生ゴミを捨てる、詩人が車に引かれる、なんてハッピーな夜明けだ!
どうして全国図書カードのポスターのアイドルは毎年かわいいのだろう?誰かを嫌う人たちは4曲目で、君の好きな女の子は5曲目で、僕の好きな女の子は6曲目で、銀行の暗証番号は5069曲目で、泣いたりわめいたりするのは4092曲目で、そんなレコードをかけながら、ジャニーズジュニア達のみている前で、鼻血をボトボトたらしながら、水浸しの東京を駆け抜けよう!目玉をライターであぶったり指と爪の間に針を通したりするような種類のものじゃない、大きな石を打ちつけてひらがなを壊し、君の顔面のドアをノックする、文字にできないものは夢とか歯が折れる音とか僕らの叫んだ音その他の明るいもの全部全部、額を夕陽にこすりつけ、僕は目を閉じると僕は僕の左胸をキズ一つないぴかぴかの太陽の棒が貫いて、まるで見せ付けるかのように空に浮かんでいる姿がいつだって輝いている、苦しく、けれどキラキラ輝くうんこがダダ漏れだ!雨がふって一瞬で乾いた後の、目覚め始める荒野に向かって叫べ!
僕はウンコが漏れそうだ! この歌は、いい歌だ!